地域の見守りや支えを必要とする人や、制度の狭間で支援に結びついていない人、孤立しがちな人など潜在化しやすい様々な生活課題を抱えている人たちが
深刻な状況になる前に発見し、見守り支えあえる地域づくりを進めます。そのために住民の皆さんとともにサロンの開催や意見交換会、支えあいマップづくり、
またはコミュニティとの連携を進めていきます。
《必要性》
・在宅の生活を支えるには、公的な在宅福祉サービスと共に家族近隣住民などのインフォーマルな力が必要です。そのインフォーマルな力の再編成、
システム化が望まれています。
・高齢化や障害を持つことなどにより、人間関係・社会関係が希薄になり、そのことが心身に大きな影響を与えている。この状態を回復し、良好な状態を
維持していくことが大切になります。
《活動の機能》
1.ニーズ発見システム
あらかじめ見守りが必要な人を選び、その人を中心に近隣でチームをつくり、常日頃から見守りを行い、生活や健康上の変化や気づいたことがあれば、
連絡を行ないニーズの発見を図ります。
2.小地域助けあいシステム
あらかじめ援助が必要な人を選び、チームをつくった上で、外出介助、身辺介助、友愛訪問、家事援助、入浴介助などの日常的で比較的軽微なサービス
・援助、さらには緊急時対応を行なう。
《対象者》
・自立度が低いひとり暮らし高齢者、障がい者、高齢者夫婦世帯
・要介護高齢者のいる世帯
・幼い子どものいる父子・母子世帯